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結婚のメリットとは

金銭面・労働の量という観点でみれば結婚は損かも

金銭面・労働の量
結婚したくない若者が増えています。結婚できないのではなく彼氏、彼女がいても結婚したくないというのです。彼らはなぜ結婚したがらないかというと、結婚することにメリットが見いだせないからだといいます。

まず、男性は結婚することで妻子を養わなければならないという責任が生じます。独身時代のように自由にお金を使うことはできませんし、時間だって自由にはなりません。家族のために金銭や時間を提供しなければならないからです。

今より不便だった時代には衣食住を用意してくれる妻の存在は大きかったわけですが、現代では24時間コンビニが開いていて、全自動洗濯機や皿洗い機、掃除機などがあれば一人分の家事はあっという間に終わってしまうでしょう。だから、一人でいる方がお金に余裕があるし、時間も自由に使えて気楽に暮らせるというわけです。

一方女性はというと、現代では女性でもある程度のキャリアを積んでいる方も少なくはありません。日本ではまだまだ、家事は女性の仕事というのが一般的な認識ですので、労働の負担が増えます。ましてや子供が生まれたらもっと大変になり、自分の時間はほとんど持てないでしょう。子供の養育を優先すれば勤め続けることができなくなる可能性もあります。これまで自分の力で稼いできた女性が夫の給料だけでやりくりしなければならないのは、窮屈に感じることでしょう。 こういった損得の価値観でいうと、結婚は損ということになるのだと思います。

結婚のメリットはどこにあるのか

では、結婚のメリットはどの辺にあるのでしょうか。「好きな人とずっと一緒にいられること」と答える人もいるでしょう。これは、結婚して2、3年もすればわかりますが、どんなに好きな相手と結婚しても生活していくうちに欠点が見えてくるものです。それに男性ならいくら素敵な相手と結婚したとしても慣れていくうちにセックスアピールは薄れてくることでしょう。残念ながら「恋愛」の状態をずっと維持することは難しいのです。

実はその「恋愛期間」が過ぎてからが結婚の醍醐味です。甘えあうような関係ではなくなってからはお互いの「自立」が求められます。結婚していながら自立というのは疑問かもしれませんが、結婚生活にはこの「自立」が不可欠なものです。相手に幸せにしてもらおうとするのではなく、お互いが相手を幸せにしようと努力を続けることが結婚生活の意義ではないかと思います。

相手に依存せず、「与える」ことを知るのが恋愛を通り越した夫婦に必要なものです。恋愛は幾分幻想も交じった心理状態ですから、いろいろなことに目をつぶれるものです。それがなくなれば素の人間同士の信頼関係を構築しなければなりません。

かといって男と女という要素がまったくなくなるかというとそうではありません。二人がいろいろな困難を乗り越えて、そこで「自立」した人間に成長したとき、「やっぱりこの人しかいない」と思えるものです。この関係はお互いの努力によって勝ち取ったものなので、ずっと続いていきます。性格の不一致を感じた時点ですぐにあきらめてしまっては、この境地には至れません。

「甘えあう」関係を卒業して「与え合う」関係になれること。そこには絶対的な信頼関係が存在します。これが結婚の一番大きなメリットであるといえるでしょう。