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別れを決意する前に…

別れ
結婚生活は一度出発したら決して後戻りできない航海のようなもの。どちらかの命が尽きるまで、終わりのない旅路です。何度となく訪れる危機を乗り越えながら、結果的に絆を深められたらいいものです。ほんのデキゴコロなどといって、妻を悲しませることがないように誠意を持って向き合いたいものです。

決定的な瞬間

夫婦なんて所詮他人同士。気持ちが決定的に離れる瞬間がいつ訪れてもおかしくはありません。いつまでも新婚当初の気持ちを持ち続けようとしても無理でしょう。夫婦は一緒に暮らしてみてがっかりすることもありますが、それなりに我慢できます。どうしても直してほしいことがあれば、話し合いができる大人同士だからです。

しかし、夫の裏切りを知った途端、妻の不信感は日増しに大きくなり、少しずつ前とは態度が変化してきます。すぐに妻が問いただすことができればよいのですが、我慢するタイプだったとしたらそうはいきません。浮気の証拠をつかんだり、黙って多額の借金を作っていたり、勝手に会社を辞めていたり、といろいろな危機があるでしょう。そのような結婚生活を揺るがすような決定的な瞬間は、これまで平和だった二人の関係を大きく揺るがすことになるのです。

かけがえのない家族を大切に

決定的な瞬間のあとに、夫婦の危機は訪れます。話し合いを重ね二人で解決できれば、また家庭を修復する努力ができるでしょう。お金の問題であれば、夫婦で力を合わせることでどうにかできるものです。金額が大きくなってしまったら余計に夫婦で様々な可能性を探り、軌道修正することだってできます。

でも浮気は、関係の修復が難しいことのひとつでしょう。不貞行為は妻が法に訴えることで、慰謝料を請求される可能性もあります。ほんの軽い気持ちかもしれませんが、自分や家族の人生を大きく狂わせてしまう出来事です。はじめから覚悟があるならまだしも、ちょっとした火遊びならやめておくべきです。

前向きな選択を…

別れを決意するときは、決して感情的にならず、冷静になるまで気持ちを落ち着かせることです。いったん立ち止まって、夫婦関係の修復が可能であるかを見極めるのです。家族となるとそれぞれを尊重しながらどのような方向性を見出すのか、じっくり答えをだしてもよいのではないですか。幸せは誰が与えてくれるものではなく、自分で切り拓くものですが、子供がいる場合は二人だけの問題ではなく相応の責任も生じます。家族全員の幸せを何度も探って、後悔のない選択をしてください。

せっかく一緒になった夫婦が別れを決意するとき、その決断には相当の時間が必要になります。お互いに別れたほうが心穏やかで豊かな生活が実現するのであれば、それはひとつの選択肢といえます。区切りをつけることができれば、将来また自分に合った違うパートナーが現れるかもしれませんし、違う未来への道に繋がっていく可能性だってあるのです。誰も答えを知りません、自分を信じて進んでいくほかないのです。

長年夫婦を続けていると必ずといっていいほど、何度も危機は訪れます。感情的になるのもやむを得ないことですが、いったん立ち止まって、長い目で家族それぞれの幸せを追求できるような答えを導き出したいものですね。