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単身赴任の夫婦へ

単身赴任
サラリーマンの夫を持つ家庭なら、単身赴任という夫婦のスタイルを余儀なくされているケースは少なからずあります。単身赴任先で夫が浮気するパターンも非常に多く、家族と離れて暮らす寂しさからのデキゴコロが生まれてしまうのも現実。物理的な距離をどう埋めるかは、夫婦次第ということなのでしょうか。

単身赴任になるケース

会社員の大黒柱を持つ家族にとって、突然訪れるかも知れない単身赴任という分岐点。マイホームを手に入れた途端、地方への人事異動が決まるなんていうことは、サラリーマンなら少なからず起こる緊急事態です。子供がいれば学校のこともあるし、家族揃って移住が難しい場合は、一人きりで新しい職場へ乗り込むという選択になるのです。

赴任期間が決まっていればまだしも、何年か行ってくれ、と曖昧な表現をされ、気づけば結婚しているのに、何十年も一人暮らしを強いられる人もいます。離れて暮らすことは想像以上に寂しいもので、単身赴任後の夫婦の物理的距離を埋めることは、それ相応の覚悟と努力が必要になるのは経験した人ならわかるでしょう。

単身赴任はお互いの想いを確認できるとき

ベテラン夫婦なら、離れて暮らすほうがお互いに大切にしあえると喜ぶケースもあります。普段から帰宅が深夜近くという夫を持つ妻なら、夫が帰る時間に振り回されることなく、自分のペースで家事をこなし、眠いときに寝るという、解放感に浸れるのです。逆に夫にしてみたら、遅くにアパートに帰宅しても、誰も夕飯の支度をしてくれる人はおらず、寝るためだけに帰るようなものです。コンビニ弁当に飽きてくると、居酒屋で夕食を済ませることも多くなってくることでしょう。

週末に自宅へ帰省しも、妻には面倒がられていることを雰囲気で察し、だんだんと帰省回数が減ってしまいます。いつの間にか埋めることができない溝が原因で、熟年離婚を生むケースもあるでしょう。結婚してすぐ離れて暮らすようになり、一緒にいないことが当たり前になると、いざ普通の生活に戻ったときに心の距離を埋めることができないことも考えられます。単身赴任は夫婦お互いの存在について考えるとき。一緒に暮らすのが当たり前だった楽しいときを思い出して、どうやってお互いを信頼しあっていくのか、最初に見つけておかないといけませんね。

夫婦の在り方を考えよう

夫婦とはなにか…改めて考えてみると答えに困るでしょうか。この人と一緒に人生を歩みたい、苦楽をともに生涯をし添い遂げたいと思うからこそ結婚を選んだのです。離れているより一緒にいたほうが、豊かな人生が送れると思い描いたはず。お互いをよく知らずに結婚したカップルは、こんなはずじゃなかったと別れてしまうこともあるかもしれません。

夫婦とは基本的に他人同士が同居するということ。幼いころから当たり前にいる兄弟や両親とは違い、大人になって突然共同生活をするのです。習慣が大きく異なる二人がせっかく一緒になると決めたのですから、単身赴任という苦行も工夫してぜひ乗り越えてください。寂しさを埋める手段は、電話、スカイプ、メール、ラインなど、たくさんあるのです。

やむを得ない事情で離れて暮らす夫婦は、お互いの存在を感謝できるのか確認する期間なのかもしれません。距離に負けない努力を重ね、遠距離恋愛のように次に会える週末を楽しみにできる関係を築けるといいですね。